インフォマート、スパイダープラス社との資本業務提携契約を締結
戦略的投資によりコンストラクション事業をフード事業に続く「第2の業界特化型の柱」へ

デジタルの力であらゆる業務を効率化する株式会社インフォマート(本社:東京都港区 代表取締役社長:木村 慎、以下「インフォマート」)と建設現場の統合プラットフォーム「SPIDER+ Workspace」の開発を進めるスパイダープラス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:伊藤 謙自、以下「スパイダープラス」)は、資本業務提携契約を締結したことをお知らせいたします。
本提携は、インフォマートが次の事業の柱として注力する「コンストラクション(建設)事業」の強化およびスパイダープラスの中期方針である「現場インフラ企業」への進化と両社の展開領域を拡大するための戦略的アライアンスです。
本提携の安定的・継続的なパートナーシップの構築に向け、インフォマートがスパイダープラスの筆頭株主であり代表取締役社長の伊藤 謙自氏より議決権比率5.07%に相当する普通株式(1,800,000株)を取得するとともに、将来的には出資比率20%を上限として引き上げることが可能な権利(コールオプション)を保有することについて、同氏との間で合意し、本株式譲渡およびコールオプションに係る契約を締結いたしました。
両社は今後、双方の強みを融合させることで建設業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させてまいります。
1. 提携の目的・背景
インフォマートおよびスパイダープラスが事業を展開する建設業界は、国土強靭化や都市部の再開発、インフラ整備需要などにより、長期的な市場拡大が見込まれています。その一方で、少子高齢化や労働時間規制、技術承継の問題により、建設現場で働く「担い手」は劇的に減少していくという深刻な課題に直面しております。需要拡大に備えた「施工力の確保」と人手不足の深刻化に対応する「生産性の向上」は、建設業界全体の喫緊の課題です。
インフォマートは、「世の中の役に立ち、世の中に必要とされ、世の中に喜んでいただける事業を通じ、お客さまと共に社会に貢献する」という理念の下、デジタルプラットフォームで企業同士をつなぐ「BtoBプラットフォーム」を展開し、「DtoD(Data to Data)」による商取引のデジタル化を牽引しています。インフォマートが提供する全業界向け受発注サービス「BtoBプラットフォーム TRADE」は、企業間の商取引に必要な見積・発注・検収といった業務をクラウド上で一元管理するプラットフォームとして、特に建設業界向けには工事請負契約書や注文書にとどまらず、建設業界特有の「出来高報告・出来高請求」の電子データ化にも対応しており、アナログな書類業務や管理部門・現場部門間のコミュニケーションコストを大幅に削減し、バックオフィスDXを強力に推進するサービスとして高い評価を得ております。また、現在フード業界に続く新たな業界特化型のサービスとして「コンストラクション(建設)事業」の強化を進めています。今回の資本業務提携は、このコンストラクション事業の立ち上げを強力に加速させるとともに、事業の柱とするための戦略的投資となります。
スパイダープラスは、「"働く"にもっと「楽しい」を創造する」をミッションに掲げ、建設業界の課題に対し、「ヒト」と「テクノロジー」を掛け合わせることで、現場の業務プロセスを変革する事業を展開し、顧客の業務プロセスに深く浸透し続ける「現場インフラ企業」への進化を中期方針として掲げております。この実現に向けた現場の統合管理ソフトウェア群「SPIDER+ Workspace」の開発・推進においては、自社開発のみならず建設業界の各業務領域で高い専門性や顧客評価を有する外部サービスとの連携も推進しています。
今後、両社は現場の施工管理から資機材調達等のバックオフィス業務までを一気通貫で効率化する包括的なソリューションを提供することで、現場からバックオフィスまでを支える「現場インフラ」として、建設業界全体の課題解決に貢献してまいります。
2. 本資本業務提携の内容
(1)両社サービスのクロスセル等による提供価値およびソリューションの拡大
「BtoBプラットフォーム TRADE」および「SPIDER+」を、それぞれの顧客に対して提供するとともに、ソリューション提供体制の構築と、一体化したサービス提供の検討を進めるなど、顧客に対して新たなソリューションを提供することで、解決する顧客課題の範囲を広げるとともに、現場の施工管理からバックオフィス業務までを効率化する建設業界におけるDXの社会実装を加速させてまいります。
(2)プロダクト連携や新規事業創出に向けた協議・検討
両社のサービスが有する各種データの連携や、機能統合を検討開始します。具体的には、プロダクト連携や共同開発に向けた役割分担やロードマップ策定について協議を開始してまいります。両社の知見を掛け合わせ、新たなサービスや機能の開発、新規事業の共同実施など、建設業界の施工現場からバックオフィスにおける業務効率化を最大化する新規事業の可能性について継続的に協議、検討してまいります。
(3)相互の知見を掛け合わせた経営体制の強化
インフォマートが有する強固な事業運営・プロダクトマネジメントのノウハウやスパイダープラスが培ってきた建設現場の深いドメイン知識など、両社の専門的な知見を相互に共有・活用します。具体的には経営面および現場間での連携を通じ、建設業界の課題を解決し続けるための強固な経営体制を構築いたします。
(4)ビジネスアライアンスを強固にする資本提携
本提携を強力かつ強固に推進するため、インフォマートは、スパイダープラスの代表取締役社長である伊藤氏より、同社の普通株式1,800,000株(2025年12月31日時点の発行済株式総数35,507,400株から議決権を有しない株式数を控除した株式数35,485,600株に対する割合は5.07%)を取得いたします。また、両社における将来的なアライアンスのさらなる強化を見据え、伊藤氏が所有するスパイダープラス株式追加で取得できる権利(コールオプション)についても同時に合意しております。
左:スパイダープラス株式会社 代表取締役社長 伊藤 謙自
右:株式会社インフォマート 代表取締役社長 木村 慎

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本資料は、本日東京証券取引所に両社がそれぞれ適時開示、任意開示を行った内容に基づき、要点を記したものです。詳細については両社の開示資料をご覧ください。
以上