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2010.12.20
メディア掲載

〔日本情報産業新聞 3面〕 ”食の安全”を推進 アレルギー情報の管理 インフォマート

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〔日本情報産業新聞〕  ”食の安全”を推進 アレルギー情報の管理 インフォマート
2010年12月20日発行/3面

 食品産業向けにASP規格書システムを展開するインフォマートは、食の安全管理に機能を絞ったASP規格書システム「規格書ライト」の提供を、来年1月17日から開始する。主に中堅・中小の外食企業や問屋、メーカーを対象に、ニーズとして高まっているアレルギー情報管理に特化した規格書システムを提供する。規格書情報のデータベース化により、アレルギー情報が消費者センターなどで利用できるようになるなど、現場でのアレルギー対応を支援するとともに、中小メーカー、外食産業のIT化を促す。

 インフォマートは、外食産業と問屋、食品メーカーを結ぶASP受発注システムをコアサービスに、グループウェア機能とマッチング機能を提供するASP商談システムやASP受注・営業システムなど、食品産業向けのASPサービスを提供している。

 ASP規格書システムは、その一環となるもので、インフォマートを中心に標準化が図られた規格書フォーマットをASP提供することで、これまで手書きなどで行われていた規格書作成の作業負担を大幅に減らすシステムとなっている。

 規格書は、食の安全を確保するために製品の賞味期限などの基本情報や包装の表示、製造工程、原材料、原産国などを定型の帳票にまとめたもので、インフォマートはこの規格書の標準化に合わせ、ASP形式で提供してきた。

 現在の規格書は必要記入事項が多く、多くの中堅・中小企業にとっては作業負担になることから、ユーザーニーズが高まっているアレルギー情報に項目を絞った機能限定版を開発、「規格書ライト」として提供することになった。

 従来の規格書システムは、年商100億円以上の外食産業が対象となっていたが、規格書ライトでは年商20億円以上の企業までターゲットを拡大する。この導入により「食の安全受発注体制の構築が可能になるとともに、メーカーの負担も減らし、業界のIT化を後押しすることになる」(田川浩隆部長)としている。