〔日本食糧新聞〕2014年2月14日(金)発行 1ページツイッターやブログで市場を分析総合マーケティングサービスの展開開始
〔日本食糧新聞〕2014年2月14日(金)発行 1ページ
ツイッターやブログで市場を分析 総合マーケティングサービスの展開開始
情報通信技術(IT)を駆使して食材調達のマッチングサービスなどを展開しているインフォマートは14日から、商品PR、キャンペーン、ニーズ調査などの総合マーケティングサービス(BtoB F-Marketing)を開始した。ニーズ調査は他のコンサルティング会社などの市場調査と異なり、ツイッター、ブログなどのソーシャルデータ、テレビなどでの露出度などを復合的に分析して、次に流行する食品の分析、販売促進策の効果測定、商品開発などに利用でき、利用者にとっては新たなビジネスチャンスにつなげられる。また、マーケティングサービスの一環として4月にポータルサイトも開設する。初年度の売上げ予想は約1億2000万円。
インフォマートは、食品製造、外食店、卸、小売などを会員にして食材のマッチング、商品の規格書などを効率よく進められる基盤を提供する。総合マーケティングサービスは会員の広告目的に特化して、
①商品PR、ブランディング
②新設するポータルサイトを活用してのキャンペーン、アンケート収集
③料理人などの業界のプロによる評価を受ける商品開発支援
④調理方法などで動画を使う提案広告
⑤会員の商品を売り込みたい企業などに紹介
⑥ニーズ提案型ーの6種類。6種類のサービスを単独でも複数でも受けることが可能だ。
ニーズ提案型はインフォマートの関連会社、インフォマートの関連会社、インフォライズと日立システムズと連携して食品業界向けに開発。ツイッターやブログの利用者が書き込んだ感想、評価に加えて、テレビ番組などでの登場回数、POSデータなどを分析する。商品名などテーマごとに分析し、評価するという。
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