〔日本食糧新聞〕2013年8月30日（金）発行　2面　インフォマート　ASP受発注システム　登録10万店突破

　インフォマートは26日、業務用加工食品なのど企業間電子使用取引基盤｢フーズインフォマート｣で受発注機能を提供する｢ASP受発注システム｣と同機能のほか商品・レシピ情報の提供など販売促進支援機能を提供する｢ASP受注・営業システム｣の登録店舗数が7月末現在で10万2293店と10万店を突破したと発表した。このうち4万3431店が日々のWeb発注を利用しているという。今後は15年の15万店登録を目指す。

　インフォマートは、近年ではスマートフォンやタブレット端末の普及が追い風となり、登録者数は拡大傾向にあるという。ASP受発注システムとASP受注・営業システムを経由した取引高は13年に8000億円を見込んでいる。外食産業の仕入金額を市場全体の30％と仮定して、同社が外食産業総合調査研究センターが開示している12年度の外食産業市場規模23兆2386億円から試算した市場全体の仕入額は6兆9715億円のため、外食産業の仕入金額ではシェア11.5％を占めているとしている。