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2013.08.28
メディア掲載

〔冷食タイムス〕2013年8月28日(木)発行 4ページ インフォマート、10万店舗突破

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〔冷食タイムス〕2013年8月28日(木)発行 4ページ
インフォマート、登録店舗10万到達

 インフォマート(村上勝照社長)が運営する企業間電子商取引(BtoB)のプラットフォーム「FOODS Info Mart」のASP受発注システムとASP受注・営業システムの合計登録店舗数が7月末に10万店舗に到達。2015年には登録店舗数15万店舗を目指すとしている。

 ASP受発注システムは、飲食業と取引先である食品卸企業間の受発注業務の効率化とコスト削減を目的とし、発注から支払い金額確定までWeb上での総合管理できる仕組みで、「FOODS Info Mart」の主力サービス。取引で発生する伝票類等を電子データ化することで二酸化炭素排出量と紙資源節減も実現する。

 食品卸企業の場合、日々の受注業務に加え、自社取扱商品のWebを利用した効率的販促により取引先を囲い込める、と訴求している。

 2003年2月から提供しているASP受発注システムは、飲食・卸企業間における受発注業務の効率化とコスト削減の実現をサポートすることで利用企業数が増加。特に近年は、スマートフォンやタブレット端末などの普及が追い風となり、2013年7月末現在、登録店舗数が2万5193店舗となっている。また、2009年11月にサービスを開始したASP受注・営業システムは、顧客の囲い込み・売上げアップの実現を目的に、バックアップツールとして活用が拡大し登録店舗数7万7100店舗。両システムの登録店舗数合計10万2293店舗にのぼり、全国約72万店舗の飲食店でシェア14.2%を獲得するまでに成長した。このうち4万3431店舗がWeb発注を日々利用している。2013年の年間システム取引高は8000億円となる見込みで、外食産業における仕入金額でシェア11.5%に達するという。

 今後は飲食店や給食・ホテルなどのフード業界に利用促進を一層進めると同時に、売り手企業の満足度を高め、買い手企業へつながる事業モデルの推進を図る。2015年までに登録店舗数15万2000店舗、発注店舗数7万店舗、年間システム取引高1兆1000億円、外食産業の仕入金額に占めるシェア15.8%が目標で、「業界スタンダードを目指す」としている。