~食品メーカーの業務負担軽減、「食の安全・安心」情報流通を支援~JFEシステムズとインフォマートが サービス連携開始
~食品メーカーの業務負担軽減、「食の安全・安心」情報流通を支援~
JFEシステムズとインフォマートが サービス連携開始
JFEシステムズ株式会社(東京都墨田区代表取締役社長:菊川裕幸、以下「JFEシステムズ」)が提供する統合データ・マネージメントソリューション「MerQurius(メルクリウス)」と、株式会社インフォマート(東京都港区 代表取締役社長:村上勝照、以下「インフォマート」)が提供するFOODS Info Mart「ASP規格書システム」は、両社の製品・サービスを利用する顧客の利便性向上を目指し、2013年7月1日(月)よりデータ連携を開始します。
【サービス連携の目的と背景】
JFEシステムズは、商品・品質情報管理システムのパイオニアとして2002年より「Mercrius(メルクリウス)」を販売開始し、その後も「Quebel(キューベル)」、「Vestia Neo(ベスティアネオ)」の一連の製品群を提供しています。「MerQurius(メルクリウス)」ブランドとして2013年2月現在、食品メーカー160社以上にご利用いただいています。(※1参照)
一方、インフォマートは、食の安全・安心を実現するための標準フォーマット普及を目指し、企業間における品質情報交換を可能にする「ASP規格書システム」のサービスを2005年より開始しました。2013年3月末現在、食品メーカー4,530社にご利用いただいています。(※2参照)
今回、それぞれの製品・サービスの強みを活かした新たな価値創造を目指し、両社の製品・サービスのデータ連携の実現に至りました。
食の安全・安心への取り組みが不可欠な時代が到来したことにより、食品メーカーでは、取引先より商品・品質に関する情報の提供を求められる機会が増えています。またそれに伴い、取引先の要望に合わせた情報作成や転記作業などが多数発生しており、業務量の増加につながっています。
「MerQurius」で管理する商品の品質情報データを、「ASP規格書システム」へ連携することで、食品メーカーがデータ登録時に発生する業務の負担軽減や、確実なデータ送信を支援します。また、「ASP規格書システム」上の品質情報においても、信頼性の向上と、タイムリーな情報提供(新商品情報や商品のリニューアル時など)を実現します。
【 データ連携の概要 】
対象 | 「MerQurius」ブランドのシステム(Mercrius,Quebel,Vestia Neo)を利用中あるいは 利用予定で、かつ「ASP規格書システム」へ情報提供をされている食品メーカー |
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メリット | <食品メーカー(ASP規格書システムへ情報を提供する側)> 商品規格書への品質情報転記作業に伴う業務の負担軽減、ミスの防止、 送信漏れの防止 |
<外食・卸(ASP規格書システムからの情報を受け取る側)> 受領する品質情報の精度向上、情報取得までのスピードアップ |
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開始時期 | 2013年7月1日(月) |
※1:「MerQurius」ブランドのシステム製品について
■Mercrius(メルクリウス)
商品を中心に原料、包材、工程、問合せなどあらゆる情報を関連付けて一元管理可能な商品情報統合管理システム。ユーザーの業務に合わせたワークフロー/データ入出力の実装が可能で、入力負荷を軽減しつつ、精度の高い情報を統合することが可能。
■Quebel(キューベル)
研究開発部門・品質管理部門向けの配合・食品法規管理システム。商品開発における配合作成をサポートし、法規の専門出版社である中央法規出版社と共同開発した最新の食品法規に基づく規格チェックや表示作成を実現。
■Vestia Neo(ベスティアネオ)
Mercriusと同等の機能を少人数で利用することを想定したMercriusエントリーモデル。商品と原料の情報を行うことが可能。ワークフローのテンプレートを提供。
※2:「ASP規格書システム」について
■システム概要
製・配・販にわたる“食の安全・安心”を創出する「商品規格書データベース」の業界標準化を目指す。最新の法令や品質管理基準など、フード業界で必要とされる約250項目の管理項目に対応した「プレミアムフォーマット」と、アレルギー・商品情報管理に重点を置いた「ベーシックフォーマット」を提供。現在、外食チェーン・中食を中心に利用企業数を拡大、4,919社のユーザー企業に活用されている。(2013年3月末現在、買い手・売り手企業合計)
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