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2012.12.13
メディア掲載

〔食品産業新聞〕2012年12月13日(木)発行 3面 ASP商談システムの人気仕入れコーナー4つをスマホ対応に インフォマート

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〔食品産業新聞〕2012年12月13日(木)発行 3面
ASP商談システムの人気仕入れコーナー4つをスマホ対応に インフォマート

 フード業界向け企業間電子商取引(BtoB)プラットフォーム「FOODS Info Mart」を運営するインフォマートは11月から、企業間取引サイト「ASP商談システム」で提供している人気仕入れコーナーを、スマートフォンからも利用できるようにした。「ASP受発注システム」や「ASP受注・営業システム」で昨年から始めた同様のサービスが好評で、対象サービスを広げ、ユーザーの利便性を高める。

 スマートフォンから利用できるようになったのは、ASP商談システム「即決!Mart」(表示価格で即決購入)、「全国特産品Mart」(特産品・こだわり農産物)、「アウトレットMart」(規格外品・在庫処分品)、「備品資材市場」(業務用資材・備品)の4つの仕入れ・販売コーナー。

 同社では昨年から、ASP受発注システムでスマートフォンから発注・検品・棚卸業務が可能な”スマfor店長”、ASP受注・営業システムでも顧客の注文にその場で受注処理できる”スマforセールス君”の利用をそれぞれ開始している。パソコンを開く必要やスペースも不要で業務の効率化が図れることや、顧客の要望にスピーディーに対応できる利便性が支持されているという。スマートフォンの普及を背景に、ネットを通じた飲食店業務の効率化が一層加速しそうだ。

 「FOODS Info Mart」の利用企業数は、今年9月時点で、売り手企業数(食品卸・食品メーカー・生産者など)は約2万4000社、買い手企業数(外食・給食・ホテル・スーパー・小売など)は約6000社となり、サービスの提供開始から15年目で3万社(9万事業所)を達成している。

 同社は1998年、売り手企業と買い手企業のマッチングを目的とした企業間電子商取引「eマーケットプレイス(現ASP商談システム)」をオープン。03年には外食チェーン店と取引先である食品卸・食品メーカー間の受発注業務の効率化を目的とした「ASP受発注システム」、05年には食品に関する事件・事故の多発を背景に「FOODS信頼ネット(現ASP規格書システム)」、09年11月には、個店など小規模飲食店向けの受発注システム「ASP受注・営業システム」の利用を開始するなど、業界ニーズに対応したクラウド型サービスを次々と導入し、利用企業数を増やしている。