“売り手と買い手と消費者が一体となって育む新しい支援のかたち“ 「FOODS Fukko Project」~フード業界から日本を復興させよう!~
“売り手と買い手と消費者が一体となって育む新しい支援のかたち“ 「FOODS Fukko Project」~フード業界から日本を復興させよう!
株式会社インフォマート/株式会社インフォライズ(東京都港区 代表取締役社長:村上勝照/大島誓二郎、以下「当グループ」)は、5月23日(月)に、「FOODS Fukko Project」~フード業界から日本を復興させよう!~を、社団法人日本フードサービス協会様(以下、日本フードサービス協会)のご協力のもと立ち上げることを発表いたします。
■背景■
震災後の被災地におけるフード業界を取り巻く状況は、各企業が事業再建に向けての第一歩を踏み出すべく懸命な努力を続けている中、原発事故による風評被害などの影響も新たに加わり、苦境に立たされているのが現状です。さらに、地域の食品流通の根幹となる商流・物流も滞っていることから、今後地域の企業様において何よりも必要とされるのが“商談や取引に関する情報”になるものと考えております。
震災直後、電話という通信インフラが機能しなくなったことで、インターネットを利用したツール(twitter、facebookなどのSNS)が人と人をつなぐ通信手段として活躍いたしました。そして今、既存の商流と物流が着々と復興に向かう中、情報がスムーズに行き届かずに取引が行えない被災地の売り手企業様と、被災地を応援したいとの思いから仕入を希望する買い手企業様をつなぐことが、食を通じて消費者も参加することができる復興支援につながるとの考えに至りました。
フード業界において、当グループが10年以上にわたり提供しております企業間電子商取引(BtoB)プラットフォームにおける情報インフラを活用し、被災地の売り手企業様と全国の買い手企業様との出会いから取引までを支援することが、フード業界全体を元気にする一助になると考え、本プロジェクトを立ちあげました。
■概要■
1. 被災地の企業様への販路・物流対策の支援
被災された東北・関東の生産者および加工メーカーの商品を、全国の買い手企業様に対してご紹介いたします。一方、買い手企業様より取引を希望する商品を募集する“調達カタログ”を掲載していただくことで、「震災で取引に困っている」売り手企業様と「支援を希望する」買い手企業様双方のニーズをマッチングして新しい取引機会の創出を図ります。
また、取引に関して発生した支払いについては、決済代行システム※1もご利用いただけるため、安心でスムーズな取引が可能になります。また、物流面でお困りの際は、物流ネットワークのポータルサイトにて検索も行っていただけます。
本プロジェクトに広くご賛同いただくため、新規にご利用いただく被災地の売り手企業様と、全国の買い手企業様は、無料でご参加いただけます。 「FOODS Fukko Project」をより多くの企業様にご利用いただくことで、一つでも多くの取引機会を創出し、フード業界発の復興支援を加速させて行きたいと考えております。
2. 外食企業への節電対策の支援
被災地はもちろん、日本全国で今夏に予想される電力不足に対応するための省エネ・節電レシピ、さらには東北地方の食材を使用したレシピをご紹介いたします。飲食店がこれらレシピを採用することで、消費者の方々に向けて外食を通じて被災地の売り手支援ができることを知ってもらうため、有益となる情報を提供してまいります。
3. 復興支援を行う企業の取組みを紹介
復興支援に取り組む企業様として、当グループ会員企業様をレポートし、ご紹介いたします。被災地での炊き出しの様子や、商品の無償提供など、随時更新してお知らせいたします。また、外食産業の取組みとして日本フードサービス協会からのお知らせも公開してまいります。
フード業界各社の取組みを広く知っていただくことで、今後被災地支援を検討されている企業様の一助となるよう取り組んでまいります。
※1…当グループが代金回収から支払いまでを代行するシステムとなります。売り手企業様は100%の代金回収、最短10日の早い支払いサイト、といったメリットがあります。買い手企業様にとっても、支払い口座の一本化などのメリットがあります。
■FOODS Fukko Project アドレス・・・http://corp.infomart.co.jp/fukko/
【参考資料】
TOPページ画面
|
|
産地応援!商品特集画面
|
節電レシピ特集画面
|
【参考資料:FOODS Fukko Project全体像】
産地応援!商品特集画面
|
関連するニュース・記事