〔週間HOTERES 91頁〕 食材仕入れシステムにアレルギー情報を搭載した「ASP規格書ライト」を発売
〔週間HOTERES〕 食材仕入れシステムにアレルギー情報を搭載した「ASP規格書ライト」を発売 2011年1月14日発行/91頁
外食チェーンレストランやホテルなどの食材仕入れシステムを商品化し展開している㈱インフォマートは、店舗側の仕入れ用「ASP受発注システム」および「ASP受注・営業システム」にアレルギー情報を管理する「規格書ライト」が加わることで、より安全に食材の提供(店舗は仕入れ)ができるとして、2011年1月17日よりスタートする。
規格書ライトには、アレルギー物質を含む食品のうち、「特定原材料」7品目(小麦、そば、落花生、卵、乳、えび、かに)のほか、可能な限り表示するよう定められている「特定原材料」に準ずる品目の使用有無が記されている。同社で、システムの利用企業から「アレルギー情報を開示したいけれど、そのツールがないため実行できない」という声に応えるかたちで、新機能の追加に至った。
同社によると前出の「ASP受発注システム」は、年間取引高約5000億円、利用企業数1万7700店舗で、取引企業の大半が大手~中堅外食企業。「ASP受注・営業システム」については、卸企業を中心に約1万店舗の企業に利用されている。
今後、フード業界において仕入れ品に対するアレルギー情報の開示は、不可欠になると考えている同社では、新機能を利用することで「食の安全受発注」という体制を構築できることを打ち出していく。また、搭載前のシステム利用者向けに無料キャンペーン(通常、月額3万円のランニング費用と初期費用20万円~(※規模によって変動)が対象)も実施。詳しくは、同社管理本部まで。
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