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2010.08.12
メディア掲載

〔日刊水産経済新聞 3面〕 インフォマート 卸と飲食店結ぶ「ネット卸.com」で新規取引先の獲得を支援

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〔日刊水産経済新聞〕 インフォマート 卸と飲食店結ぶ「ネット卸.com」で新規取引先の獲得を支援 2010年08月12日発行/3面

 食品業界の企業間電子商取引プラットフォーム「FOODS Info Mart」を提供する㈱インフォマート。商談システムや受発注システムなどを中心に広まっており、生産物や加工品などの売り手と、飲食店や商社・卸などの買い手をつなぐ新たなツールとして活用されている。

 最近注目を集めているのが、食品や食品関連資材を扱う卸会社向けに提供している「ASP受注・営業システム」。インターネットを利用して、取り扱い商品の情報は新商品紹介、レシピ情報などを得意先に提供でき、受注業務も行える。完全成功報酬型のウェブシステムで、システム導入における初期費用や毎月の定額使用量、サーバー管理費などは不要。費用はシステムを利用した受注取引に対してのみ課金される仕組みだ。

 ページの作成からメンテナンスまでを同社が請け負うため、ページ作成の知識がなくても使い始められるのも特徴。既存のホームページにリンクを張ることもできるが、ホームページをもっていない企業が、同社がつくった受注システムをホームページとして利用することも可能となっている。

 顧客の管理機能や商品カタログのデータベースや特集ページなどの商品管理機能、売り上げ分析機能などがあるため、営業ツールとしても利用できる。システム化による業務の効率化、既存取引先の囲い込みや新たな顧客の獲得などにもつながり、このシステムを使用した6月の全体の流通金額は1億円を上回った。

 構築した受注システムは、同社が提供している飲食店向けポータルサイト「ネット卸.com」に登録され、全国の飲食店に自社商品をアピールすることができる。飲食店側の登録は無料で、現在全国の約5000店舗の飲食店が登録して活用中だ。

 同社では今後も、受発注のシステム化などを通じて食品業界の業務効率化を目指していきたいとしている。