〔週間観光経済新聞 11面〕　旅館向け受発注システム　インフォマート

　インフォマート（東京都港区、村上勝照社長）は、ホテル・旅館の集中購買をシステム化し、ウェブによる受発注システムを構築した。「ASPホテル受発注システム」の名称で4月1日から発売する。同社のフード業界に特化した「ASP受発注システム」をもとに、ホテル・旅館の商習慣に合ったシステム運用が可能となる機能を加えた。 　システムの特長は、（1）見積り比較と受注先選定作業と、発注作業の手間を軽減（2）リアルタイムでの仕入れ管理が可能で、ホテル基幹システムなどへの仕入れ入力作業の手間を軽減など。
　商品仕入れを例にとると従来、一般的なホテルの用度課は、取引先から届く見積り比較と受注先の選定に多くの時間を費やしているという。しかし、このシステムは「見積りがデータ化されているので、商品選定が瞬時にできる」（同社）。
　ホテル・旅館業界特有の商習慣を意識し、システム化できるようになっているので、「無駄な業務を削減し効率化することで、業務の見える化を図り、シンプルかつ透明性の高い購買を実現できる」（同社）としている。
　資料請求と問い合わせ先は、インフォマート（http://www.foodsinfomartsystem.com/hotel/）まで。