食品卸・生鮮卸企業へシステム活用による業務改善、コストダウンを提案 インフォマート、東芝テックと協業を開始
食品卸・生鮮卸企業へシステム活用による業務改善、コストダウンを提案
インフォマート、東芝テックと協業を開始
株式会社インフォマート(東京都港区 代表取締役社長:村上勝照、以下「当社」)は、フード業界向けシステム「FOODS Info Mart ASP受発注システム(以下「ASP受発注システム」)と、東芝テック株式会社(東京都品川区 取締役社長:鈴木護、以下「東芝テック」)の食品卸や生鮮卸などに提供するPC本体とプリンターが一体型となり、省スペースで伝票発行や売上管理が行える基幹システム「事務コン」とのデータ連携を開始いたします
両社のシステムユーザーである食品卸・生鮮卸などのサプライヤー企業は、今回のデータ連携実現により、システム活用による更なる業務改善や、それに伴うコストダウンなどが実現いたします。
両社では、今回の取組みが、業界のIT導入による生産性向上に寄与できるものと考え、10月1日より、協業体制による営業活動を開始することを発表いたします。
【協業の内容】
2009年10月より、当社が運営する「ASP受発注システム」と、東芝テックが販売する「事務コン」のデータ連携を図ってまいります。両社の間に協力関係を築き、システム内データの連携、営業活動を共に行なっていくことで、両社の利用企業である食品卸や生鮮卸企業に、新たなデータ活用機会を提供し、業務の効率化を実現してまいります。
現在、食品卸や生鮮卸を含む「ASP受発注システム」を利用する売り手企業14,478社のユーザーを対象に、既に「事務コン」を導入している共通ユーザー及び、今後自社システムの見直しを図るユーザー向けに、連動による効果における説明や営業活動などを東芝テックと共に行なってまいります。
【データ連携の効果】
これまで独立してサービス提供を行なってきた両社のシステム内データを連携させることにより、利用企業が手作業で行なっていた、日々の伝票入力業務や売上管理データ入力などの事務作業を大幅に改善してまいります。
「ASP受発注システム」利用企業においては、新たに「事務コン」を活用・データ連携を行なうことで、受発注業務だけでなく、伝票発行・売上管理・財務会計などを含めた、データの一元管理と業務の効率化が図れます。
一方、「事務コン」利用企業においては、新たに「ASP受発注システム」を活用・データ連携を行なうことで、受注から売上管理における一連のシステム化が可能となります。
■データ連携による利用企業のメリット
・「ASP受発注システム」利用企業のメリット
現在、「ASP受発注システム」を利用する企業は、「事務コン」とのデータ連携により、下記のメリットが得られます
1. | 「ASP受発注システム」の受注データを活用し、売上実績・伝票発行のための売上入力を削減できます。 |
2. | 「事務コン」上で売上実績を確定すれば、自動的にASP受発注システム上の処理が完了できます。 |
3. | 自社の売上確定データを管理する「事務コン」と「ASP受発注システム」上のデータ同期化が実現し、データの二重管理がなくなります。 |
・「事務コン」利用企業のメリット
現在「事務コン」を利用する企業は、「ASP受発注システム」とのデータ連携により、下記のメリットが得られます
1. | 定期的に「ASP受発注システム」より受注データを取り込むことで、「事務コン」上での伝票発行や売上管理に必要なデータが人手を介さずに生成できます。 |
2. | 「事務コン」内の売上データやマスターデータを「ASP受発注システム」と同期させることができます。 |
3. | 「ASP受発注システム」との連動により、受注から売掛・請求管理に関わる一連の業務が一元化します。 |
【今後の協業における展開について】
今回の協業により、当初は、東芝テック東京支社を中心に協業を開始いたしますが、今後、大阪や北海道そして全国の東芝テックの支社店に向け、両社のデータ連携における顧客への業務効率化・生産性向上に寄与するための取組みを強化いたします。
当面は両社のシステムを利用する対象ユーザーを中心に2010年12月末までに約100社の連動実績を作ることを目標に取り組んでまいります。
【参考資料】 データ連携スキーム図
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