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2009.07.08
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〔日本食糧新聞 8面〕 ASP規格書システム 全面リニューアル

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〔日本食糧新聞〕 ASP規格書システム 全面リニューアル  2009年7月8日発行/8面

 インフォマートは商品規格書を標準化するためのシステムである「ASP規格書システム」を1日から全面リニューアルした。メーカーなどの売り手企業向けに社内の情報管理体制や規格書提供の利便性を高める新機能を搭載した。

 新機能はメーカー機能と卸機能の2種類ある。メーカー機能は、規格書作成の手間を軽減する「CSVアップロード機能」、Web上で規格書の作成や修正ができる「規格書WEB作成機能」、規格書情報がどこからでも検索できる「規格書検索機能」、規格書の提出予定や提出状況が管理できる「提出状況管理機能」、規格書をさまざまなエクセル帳票に対応できる「エクセル帳票出力機能」など。

 リニューアル以降は、問屋、食品卸などの企業に対しても、メーカー機能と同等の機能を提供するのに加え、外食などの買い手企業からの依頼に対してメーカーと連携して迅速に対応する「卸自動転送機能」なども新たに追加した。

 新料金体系は登録数に制限のない定額制で月額2万5000円。従量制で1品同1000円から。卸機能が2万5000円。初期費用は取引先数に応じて異なる。例えば、取引先数50社以下の場合だと20万円となる。

 同システムは規格書の標準化を図ることで、食品業界全体の業務軽減と効率化を実現できるシステムとして、05年4月から提供が開始された。3月末現在での規格書掲載数は10万4214アイテム、利用企業数は2889社で、このうち買い手企業が125社。

 今回のリニューアルは売り手企業、買い手企業の双方から寄せられた要望に応えて、システムを規格書対応業務における根本的な課題解決につながるものへバージョンアップするために実施した。

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