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2009.04.01
メディア掲載

〔日刊水産経済新聞 6面〕 食品表示の注意点講演 インフォマート リスク管理セミナー

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〔日刊水産経済新聞〕 食品表示の注意点講演 インフォマート リスク管理セミナー 2009年4月1日発行/6面

 食品の表示や情報管理に関して、(株)インフォマート(東京・港区、村上勝照社長)はこのほど、「食のリスク管理セミナー」を同社セミナールームで開催した。JAS法や食品添加物法などの法律に沿った食品表示のポイントや注意点、仕入れ商品の原産地などの情報管理の重要性について講演が行われた。
 (株)イーオプティマイズ品質表示・com事業部の椛島拓之主席顧問は「購買者の『食品一括表示』の期待に応えるために」と題して講演。必要な食品表示項目や、どのような業者間取引の場合に品質表示が必要なのかについて紹介した。
 JAS法で定めている「『生鮮食品』に係る品質表示基準」について「貝類では現在、生ガキだけに品質表示基準が定められているが、今後はホタテやアサリなどにも広がっていくだろう」、との予測を提示した。
 加工食品の原料原産地表示義務について、JAS法で、生鮮食品に近い加工食品にも主な原材料の産地表示が義務付けられた点を紹介したうえで、東京都消費生活条例との違いを指摘。JAS法では「主な原材料とは原材料に占める重量割合が50%以上」としている。これに対し、東京都は表示すべき原材料の範囲を「①原材料の重量に占める割合が5%以上のもののうち、上位3位までのもの②①にかかわらず商品名にその名称が使用された原材料」との厳しい基準を設けている。この条例はすでに施行されており、経過期間は4月末まで。これ以降に東京で加工食品を販売する場合は、都の条例が適用されることになる点を示し、今後の表示内容についての注意を促した。
 そのほか、インフォマートの田川浩隆ASP規格書事業部部長が仕入品の商品規格書の重要性と情報の管理方法などについて、同社のASP規格書システムを例に紹介した。

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